とよたストーリー

日露国境の標石になった?!
花沢石

1904(明治37)年に発生した日露戦争は、翌年の1905年に終戦を迎え、樺太の南半分は日本領、北半分はロシア領となりました。このとき、南北の国境を示すために4基の標石が樺太に設置されました。漫画「ゴールデンカムイ」にも登場するこの国境標石には、豊田市内で産出する花崗岩「花沢石」が使用されたと言われています。
この展示では、日本国内に現存する唯一の国境標石の実物を展示するとともに、花沢石と花沢地区の石材業についてご紹介します。