とよたストーリー
くらしを支えるとよたの地下資源
とよたの珪砂とガラス産業
ガラスは珪砂と呼ばれる石英を主体とする砂を原料に作られます。実は豊田市は、この珪砂の一大産地であり、まちを走る自動車の約7割は豊田市産の珪砂で作られたガラスが使われているといわれています。
田籾町(猿投地区)周辺で採掘される珪砂は、瀬戸陶土層(1030~830万年前,670~620万年前)と呼ばれる地層に多く含まれています。この地層は長い年月をかけて川の流れによって砂が堆積して形成されたと考えられ、その層厚は50mにも及ぶこともあります。
採掘された珪砂は洗浄され、様々なガラス製品の原料として全国に出荷されています。みなさんのよく見るあのガラス製品も、とよたの珪砂から作られているかもしれません。