とよた記憶トラベル

旧石器・縄文

縄文人の道具—土器—

豊田市最古の縄文土器は、酒呑ジュリンナ遺跡で出土した微隆起線文土器と呼ばれる土器です。全国的に遺跡が少ない時期ですが、土器の文様は、本州各地でおおむね共通します。
縄文人がひとつの地域に長く留まり暮らすようになると、矢作川流域に特徴的な土器も確認できるようになります。一方で、他地域に由来する土器も少数ながら存在します。人口規模は小さくても、「交流」によって、縄文人の社会はとても大きな広がりを有していたのです。

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