とよた記憶トラベル

近世

在郷町 足助

足助村は、紙、漆、薪、木炭等の商業地であったほか、特に商品流通が発達してきた元禄期以降、伊那(飯田)街道沿いの在郷町として発展しました。「中馬」と呼ばれる馬による運送が盛んで、足助はその中継地でもありました。吉良などでつくられた塩は、飯田への険しい山道に備えて、足助で詰替え(「塩直し」「足助直し」)が行われました。
足助村では紙屋鈴木家らの有力商人を中心に、商業活動のみならず、茶の湯や文芸などの文化活動も行われました。

在郷町 足助

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