とよたストーリー
「森林が災害を防ぐ」って、
本当?!
豊田市の山間部は、花こう岩が地盤の8割を占めています。花こう岩は「風化」が始まると、岩石の状態から急速に砂(真砂土)になる傾向があります。そのため豊田市の地質は、地下水や断層の影響で風化が進み、地中深くまで弱くなっている部分があるのが特徴です。
2000(平成12)年におきた「東海豪雨」では、人工林で山崩れがおこりました。豪雨後の調査では、傾斜40度以上の急傾斜地や真砂土の自然環境に加えて、樹高のわりに木が細く、下層植生がほとんど消滅したような「間伐手遅れ林」で、山崩れがおきていたことがわかりました。
豊田市では東海豪雨を機に、「森林を適切に手入れ(間伐)することで、水害や山崩れを抑制するという森林の公益的な機能がチカラを発揮し、木の成長も回復する」そんな森林づくりがはじまりました。東海豪雨以降、大きな災害はありません。