とよたストーリー
忘れてはならない「猿投ダンプ事故」
ー悲劇を繰り返さないためにー
1966(昭和41)年12月15日、現在の豊田市越戸町で、痛ましい交通事故(猿投ダンプ事故)が発生しました。居眠り運転をしていたダンプカーが、停車中の車両に追突した後、横断歩道を渡っていた保育園児ら約50人の列に突っ込み、園児10人と保育士1人の計11人が亡くなり22人が重軽傷を負う大惨事となりました。事故の背景には、過労運転や過積載など、安全を軽視した運行実態があったとされています。この事故は全国に大きな衝撃を与え、「交通戦争」と呼ばれた時代を象徴する事故として語り継がれています。また、その後のダンプカー規制や大型車の安全基準強化など、交通安全対策を進める契機となりました。
私たちは、この悲劇を忘れることなく、交通安全の大切さを次世代へ伝えていかなければなりません。
豊田市 交通安全防犯課
豊田市 猿投支所
豊田市博物館学芸員(歴史) 伊藤智子