とよたストーリー
三河地方の茅葺きの特徴
茅葺き屋根の地域性は原材料だけでなく、屋根の形状にもよく表れています。
例えば、馬産が主産業であった 岩手県南部地域の 主屋と馬屋を一つの屋根の下にまとめた「曲がり屋」、養蚕が盛んであった岐阜県の白川郷や富山県の五箇山の 屋根裏空間を大きくとった切妻型の「合掌造り」などです。では、三河地方ではどうでしょうか?
三河地方では、民家だけでなく 農村舞台や土蔵などの屋根も茅で葺かれており、その屋根の形状は「寄棟」や「入母屋」などが多いことも特徴的です。また、構造としては、東三河~遠江地方にかけて、窯屋建のような主屋と小屋が近接して建てられる「分棟型」が見られます。
合同会社かやすけ 立松 昌朗