とよたストーリー
旧今井貯木場施設
近代の林業を支えた、水中の木材集積場
矢作川中流域に築かれた水中貯木場。「百善」を号した材木商・今井家によって1918(大正7)年に建設された。木材を陸揚げせず水中で保管し、筏を組んで下流に流した。製材も行った。
三和土で石積みを固める、当地域に特徴的な人造石工法を駆使した大規模な遺構であり、河川中流域にほぼ完全な形で残る水中貯木場は全国的にも貴重である。
矢作川中流域に築かれた水中貯木場。「百善」を号した材木商・今井家によって1918(大正7)年に建設された。木材を陸揚げせず水中で保管し、筏を組んで下流に流した。製材も行った。
三和土で石積みを固める、当地域に特徴的な人造石工法を駆使した大規模な遺構であり、河川中流域にほぼ完全な形で残る水中貯木場は全国的にも貴重である。