とよたたんきゅうラボ

シーン(ベースに刻まれた昔から今までの人々の営みと記憶)

木材を中継した百々貯木場

矢作川の中流につくられた、全国的に珍しい現存する貯木場です。上流で切り出した木材を川へ流し、貯木場で集積し、筏に組み直して下流へ流しました。これにより、洪水での流失や木材が割れるのを防止できました。昭和期になり、上流に越戸ダムがつくられて水位が下がったため、使われなくなりましたが、現在でも、人造石(土と石灰、水で配合した強固な石組)でつくられた樋門や堰堤、貯水池、製材所が残っています。

木材を中継した百々貯木場

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