とよたたんきゅうラボ
シーン(ベースに刻まれた昔から今までの人々の営みと記憶)
田を潤した枝下用水の難工事
枝下用水は矢作川から取水し、豊田市南西部の地域をかんがいする農業用水です。これらの地域は、高い台地にあるため、長い間川から水を引くことができませんでした。しかし、西澤眞蔵をはじめ先人たちの苦労によって枝下用水が開削されたことにより、水田を中心とした約1,508ha(2021(令和3)年現在)に広がる地域が、豊かな水の恵みを得ています。枝下用水は、ジオラマにある大石堤をはじめ難工事の連続でした。